リハビリ全般

組織での立場が曖昧な療法士

私は某病院のリハビリテーション科に理学療法士として勤務している。今年度で六年目を迎え、主任の下でリーダー的なポジション。ある程度発言権はあるけれども、大きな責任や権限は与えられていない。その中で自分の思いとは違う方向へ向かう時に、様々なストレスを感じる。
例えば
・上司に意見したけど受け入れてもらえない
・後輩が上手く動いてくれない
・自分のやりたいことをやらせてくれない
・改善点などの意見を言っても、他の人の意見が優先されることが多い
など
その他にも様々。
しばらくは身近な人に愚痴をこぼす不毛な時間を過ごした。
特に行動もしないクレーマーのようになっていた。
そんな自分を変えようと色々な人と出会える場に行こうと決心し、自分とは全く異なる人達と関わり、話し、刺激を受け、少しずつ変わってきた。1年をかけて。その中で出会ったのが『読書』『メンター』『仲間』。
一つの決心と行動が自分を変えるきっかけとなったことを感じながら、経過した日々はすごく充実していた。
もちろん変わることで更なるストレスに晒されることもあるけれども、乗り越えられるという自信がある。
具体的な行動
・上司へ提案書を提出し、プレゼン
・組織の中で自分の取り組みを発表
発表の際には予想以上の方に参加して頂いた。
自信へと繋がった。
考えをアウトプットすることで、自分の思考を整理できる、より洗練されることを知った。
まだまだやれるという気持ちも芽生えた。
『過去の自分』が誇れる『今の自分』であれるように。
ストレスを感じた時に注意すべきこと
1、ストレスを感じていることを認識する
2、ストレスによって失うものは何か考える
3、ストレスを解消する具体的な方法を考える
人間関係において大切にしていること
『課題の分離』(アドラー心理学より)
その物事が誰の課題であるかを考え、他者の課題に対して必要以上に介入せず、自分の課題には介入させない
誰の課題であるかを見分ける方法は、その課題の結果が最終的に誰にもたらされるかを考える
例えば
子供にとっての勉強であれば、勉強をしないことで良い学校へ行けないという結果を引き受けるのは子供であるので、勉強することは子供の課題てまある。したがって、子供に勉強させることは親の課題ではないので、必要以上に介入してはいけない。
ABOUT ME
masaMG
地域の医療法人にて病棟リハ・訪問リハを兼務し、地域高齢者へのリハビリを理学療法士として実践。それと並行して、組織内のリーダーポジションとして、地域のリハビリテーション病院でのリハビリ、役職者のサポートと後輩教育・管理を担当。NLPを中心としたコミュニケーションを活かして、法人内での多職種・多事業所連携だけでなく、地域のネットワークを構築し、地域での連携強化にも尽力。 それらの経験を基にして、企業が運営するデイサービスの施設長へ就任。中間管理職として、組織運営や地域への貢献に対して力を注いでいる。 【ブログの主な内容】 若手マネジャーセラピストとしての苦悩や葛藤、経験について、コミュニケーション・人への関心を基にして書きます。 マネジメントやリーダーシップについても言及。
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