なぜ報連相が必要なのか?
- 上司や先輩は意思決定や次の指示を出す為に現場の(皆さんの)情報が欲しいです!
- 「報連相」が、お互いの安心感を引き出します!
- 「報連相」のスキルを高めることで、自分の能力の少し上の仕事に取り組める
- 上司や先輩と常に一緒に仕事はできません。そんな時、「報連相」は上司や先輩と皆さんを繋ぐ大切な時間です
なぜ報連相(報告・連絡・相談)が必要なのか?
上記ようなことが挙げられます。
上司や先輩が臨床現場や業務内容に対しての意思決定や次のそしてさらに先の指示を現場の皆さんに出すためには、まずは現場の声(皆さんの声)つまり情報がすごく大切になります。
現場の声(現場での大切な情報)は現場で働いている皆さんが一番持っていると思います。
報連相が円滑に進むことにより、一体感が生まれ、お互いに安心感を持ちながら仕事をすることができます。
また、報連相のスキルをどんどん高めていくと、上司や先輩はあなたのことをすごく信頼でき、さらに新しいことを任せたいと感じるようになります。
皆さんの価値が上がり、様々な人から求められるようになり、自分も充実感を得られます。
上司や先輩は常に皆さんと仕事を共にすることはできません。そんな時、報連相が上司や先輩と皆さんを繋ぐ大切な時間となります。
どんな些細な事でも報連相しましょう。
報連相の重要ポイント
報連相の重要なポイントです。図をご覧下さい。
項目として、目的・伝える対象・伝える事柄に分けられます。
伝えたいことを分かりやすく伝えるためには、「目的」、「伝える対象」、「伝える事柄」を明確にする必要があります。
そもそも何のために伝えるのか、その目的を行動を起こす前に考えることが大切です。
伝えるにあたり目的を明確化することで、相手に分かりやすく伝えることができます。
また、「報・連・相」における共通の目的は情報を共有化することです。それぞれの行動において、情報を共有する意識がなければ相手に伝えたいことは伝わりません。
相手に正確に情報を共有してはじめて「報・連・相」は成り立ちます。
伝える対象というのは、伝える相手(上司なのか、同僚なのか、クライアントなのか等)
その相手を取り巻く環境(会議なのか、1対1なのか、メールなのか、電話口なのか等)
相手のタイミング(時間があるのか、時間がないのか等)
のことをさします。これらを考慮することで、伝える手段が変わります。
伝えるにあたり、最後に「伝える事柄」について整理する必要がります。
ポイントとしては、客観的事実と自分の意見や気持ちを混同しないことです。
客観的事実と意見・気持ちをきちんと分け、「伝える事柄」を整理したら、最後はそれを最善の方法で伝えるだけです。
伝えたいことを分かりやすく伝えるためには、「目的」、「伝える対象」、「伝える事柄」を明確にし、それに即した方法で伝えることが大切です。
報連相を行う上でのマナーとして、
『報告』・『連絡』は先手必勝、そうすることでお互いに安心できます。
相談は聞かれる前に自ら積極的に行い心の開けた関係を築きましょう。
また報連相プラスアルファの要素として、自分の解釈が間違っていないか、聞き取り間違いをしていないかなどを必ず『確認』をしましょう。
報連相をしないことでのデメリット
- 報告しないと
仕事の進捗を報告していない⇒自分の目標、チームの目標がスムーズに進まない
病棟ADLの変更点を報告していない⇒患者様も病棟スタッフも困ってしまう - 連絡しないと
ICなどの日程変更を連絡していない⇒担当者が参加できない
患者様の状態変化を連絡していない⇒迅速に適切な対処ができない - 相談しないと
訓練内容を相談せずに訓練を進めた⇒能力が上がらない、患者様が困ります
相談せずに退院調整を行った⇒退院時期のズレや適切な退院支援ができない
報連相によるメリット
- 何よりも自分の為になります
- 「当たり前」が「当たり前」になりますることでの
- 職場の空気が明るくなります
- 大切なのは、何を伝えたいのか
- 相手を不安にさせないこと
- そうすることでお互いに安心して仕事ができます
みんなで報連相をしましょう!!!!